・下仁田ねぎ…11月1日から販売を開始しました。贈答用下仁田ねぎ箱は12月1日からになります。
・こんにゃく芋(生芋)…店頭販売が始まりました。店頭在庫は大量にはないので売り切れる場合がございます。
・下仁田ねぎ・苗…2024年度のねぎ苗は終了しました。次回販売は2025年の春頃(4~5月)です。
・下仁田ねぎ・種…少量ですが店頭に並び始めました。店頭在庫がなくなることもございます。
・生しいたけ…毎日入荷しています。入荷時刻は9時~12時の間です
下仁田町(しもにたまち)は群馬県の南西部の中山間部に位置し、古来より中山道の脇往還「上州姫街道」における商品物流の要所として栄えてきた町です。
平成26年には「富岡製糸場と絹遺産群」の構成資産として、明治から昭和初期にかけ蚕種の貯蔵施設であった「荒船風穴」が世界文化遺産に登録されました。
歴史と近代産業遺産を併せ持つ下仁田町に、県内16番目の「道の駅」として平成15年12月に「道の駅しもにた」が開業致しました。また機能強化を図り発展させる目的で平成28年度から平成30年にかけて再整備を行いました。
農産物、お土産品を販売している施設です。地元の農家が生産した野菜や切花、地元業者が製造した本場下仁田町のこんにゃくが並びます。
下仁田ねぎせんべい、ねぎ味噌、ねぎドレッシングといった下仁田ねぎを使った加工品も幅広く取り揃えています。
電子マネーが利用できます。クレジットカード各種、Quickpay、iD、楽天Edy、交通系IC(Suica、Pasmoなど)、メルペイ、Paypayに対応しています。
道の駅しもにた・フードコート内のお食事処です。人気の美味しいラーメン・各種定食はいかがですか?冬季限定で下仁田ねぎを使った料理も。
下仁田町最奥部に位置する、日本最古の洋式牧場・神津牧場が営業するお店です。神津牧場のジャージー牛から搾った濃厚なミルクとソフトクリームが人気です。コーヒー、軽食もございます。
電子マネーのPaypayが利用できます。
令和3年4月15日に場所を変え新装オープンしました。下仁田ねぎのから揚げ、下仁田コロッケやこんにゃくソフトといった人気メニューに加え新たにカレーやカツ丼が追加されました。
電子マネーのPaypayが利用できます。
下仁田町観光協会が下仁田町の観光情報、うまいものグルメなど旬な情報を提供します。各地の開花状況や道案内等、下仁田町のことならぜひお問い合わせください。
道の駅しもにたに併設し、イベント・団体の集会・会議に使えるコミュニティスペースです。防災施設を兼ねており、災害時に活用されます。
こちらのご利用につきましては上記の下仁田町観光協会までお問い合わせください。
物産販売館の脇にある多目的スペースです。物品販売や展示イベントに利用されます。
11月から~1月頃までは下仁田ねぎ専用の販売場所になります。写真は下仁田ねぎ販売時の様子です。
いつでも利用できます。充電は最大1台まで。現金支払いはご利用できません。
会員カードでのご利用の方
充電料金は、ご利用カードのプランにより異なります。カード発行元にご確認ください。
一般道
国道254号線沿いに位置しております。信号「道の駅しもにた」から駐車場へお入りください。
高速道路
関越自動車道・下仁田I.Cが最寄りのインターチェンジです。下仁田I.Cを降りると、国道254号線と交差する信号がありますのでその信号を左折、約5分走ると信号「道の駅しもにた」がありますので左折して駐車場へお入りください。
JR高崎駅と下仁田町を結ぶ上信電鉄をご利用ください。
高崎駅から約50分、千平(せんだいら)駅が最寄駅です。千平駅から徒歩でのルートはこちらでご確認ください。千平駅は無人駅です。
時刻表は上信電鉄のサイトでご確認ください。
タクシーが必要なお客様は上信電鉄終点、『下仁田駅』で降りていただくと駅前に上信ハイヤーがございます。
高速バス
千曲バスの『佐久・小諸』、『上田・小諸』の下仁田の降り口が道の駅しもにたになっています。時刻表・乗降口は、千曲バス㈱のホームページをご確認ください。
バス
道の駅しもにたには地元のバス・乗り合いタクシーが乗り入れています。時刻表等は各ホームページにてご確認ください。
上野村乗り合いタクシー、下仁田バス(馬山線)
群馬県の山間部、下仁田町特産のブランド葱です。その太い白根は加熱すると柔らかく、甘くなります。香りも高い上、栄養価も高いネギで、太いものだと白根の直径が5cm程になります。
『ねぎとこんにゃく下仁田名産』と上毛かるた(群馬県の郷土かるた)にも歌われた、下仁田町を代表する野菜です。
下仁田ネギの主な生産は馬山地区で行われています。過去に他の地域での栽培も試みられましたが、気候・土壌において下仁田産のような品質のものが育ちませんでした。一般的に他地域生産のもの流通していますが、馬山産のものは大きさ・味・香り・食感・栄養価において別格の品質です。
その歴史は古く、最古のもので1800年頃、江戸時代の文献(藩主や大名家からの発注記録)も残っています。昭和の時代には天皇献上品になった記録もあります。
このような歴史から下仁田ねぎは別名『殿様ねぎ』とも呼ばれています。
ねぎといえば薬味を思い浮かべますが、下仁田ねぎは鍋料理や焼き物など、加熱して食べることに向いています。
生では辛味があり薬味には不向きです。火を通すと辛味がなくなる上、甘みが増して柔らかくなり、香りも発ちます。熱を通せば甘くなりますので鍋物だけでなく、炒め物、揚げ物、焼き物でもお楽しみいただけます。
下仁田ねぎの旬は12月初旬〜1月中旬頃です。12月頃になると霜と寒さの影響でねぎは葉先から枯れ始め、黄色く変色して見栄えが悪くなっていきます。
ですが、この葉先が黄色く枯れたねぎのほうが甘くなっておいしいと地元の人は言います。葉の先(サキ)から黄色く枯れ(カレ)ていくため”サキガレ”と呼ばれており、下仁田ねぎが甘く、おいしくなった証です。
下仁田ねぎは育成に大変時間がかかる野菜です。下仁田町の農家は10月頃種をまき、冬を越して春、畑に植え付けます。そして真夏に植え替えをします。夏の暑い時期に植え替えをすることで、育成がよくなり、柔らかくおいしいねぎになるそうです。そして冬、霜が降りる頃になってようやく収穫になります。
このように種まきから実に一年以上かかってようやく収穫となります。ねぎの中には根本が分けつする種類もありますが、下仁田ねぎは分けつしません。毎年種をまき、大事に一年間育てる必要があるのです。
道の駅しもにたでは毎年11月から販売しています。12月からは『下仁田葱の会』認定の贈答用下仁田ねぎ箱も出回るようになり、12月中旬頃が最盛期となります。
販売は年明け以降も続き、在庫にもよりますが、3月ごろまで販売します。
明治の時代から始まった下仁田町における”こんにゃく栽培”。下仁田長周辺地域は、こんにゃく業者及び問屋も多く、群馬県全域からこんにゃく玉が運び込まれる集積地になっています。
『ねぎとこんにゃく下仁田名産』と上毛かるた(群馬県の郷土かるた)にも歌われた、下仁田町を代表する特産品です。
スーパーマーケットで見かける一般的なこんにゃくと、値段の少し高いこんにゃくは、何が違うのでしょうか?
白っぽい薄茶色で高価格のものは、生芋こんにゃくでしょう。生芋こんにゃくは、生のこんにゃく芋をすり潰し、そのまま製品に加工を行います。直接加工することにより、普通のこんにゃくより凝固剤(水酸化Ca)の量を抑えることが可能で、こんにゃく本来の風味を損なわずにすみます。これに対し、普通のこんにゃくは、こんにゃく芋を粉に加工し、海藻などの粉末を混ぜて作られます。
こんにゃく粉は長期間保存でき、同じ品質のものができるメリットがあり、工業生産には向いています。 一方、手作りの生芋こんにゃくは美味しいのですが、安定した品質で年中生産するのは難しいのです。スーパーで良く売られている生芋こんにゃくには「こんにゃく粉配合」と記載している物があります。手間とコストの問題、品質安定の必要性、同業者との価格競争の中でこんにゃく粉を混ぜるようになったようです。 明治9年(1876)には、常陸国に商用で出掛けた富岡の篠原粂吉が、同地方のコンニャク水車による荒粉からの製粉方法を見聞し驚いた末、当地方にも広めようとの考えから常陸国の斎藤周造を連れてきて、砥沢にコンニャク水車を造っています。
明治22年(1889)には、下仁田町森沢に桜井英範が常陸国から水車大工を連れてきてコンニャク水車を造っています。以後、水車が次々と出来てコンニャク業が発展していきます。
南牧村では、同22~23年(1889~1890)にかけて茂木平八がコンニャクの値が急騰したことをうけて栽培をひろめ、地域の人々へ栽培方法を伝授して生産を高めたといわれています。また、自然生栽培(ジネンジョサイバイ)よりも、コンニャク玉を冬季貯蔵して春に植え付ける「植え玉栽培」による方法が、より収穫量を増やすことを実証し啓発しています。このような立派な指導者のあったことは高く評価すべきことです。
以上のような経路を経てコンニャク栽培が一層の広がりを見せてきたことを裏付けるものとして、明治38年(1905)の群馬県内のコンニャク栽培面積を記した資料(群馬県文化事業振興会1983)があります。
昭和23年(1948)には、農業改良事務所、農業協同組合等が設立され、農業への技術指導、資金融資、物資の斡旋等の支援も盛んになって、新たな農業への第一歩を歩み出しました。コンニャク栽培も軌道に乗ってきて、同30年(1955)には、全国のコンニャク生産量は群馬県が第1位を占めました。以後、第1位を独走する状況下にあります。
高度経済成長期には農業の機械化も進められました。今まで手作業で実施してきた畑の作業にも、耕耘機、コンニャク芋の植え付け機、掘取機、自動噴霧器、トラクター等が次々に開発導入され、その結果ますます栽培面積を伸ばしました。
同41年( 1 966)には「ハルナクロ」、同45年( 1970)には、「アカギオオダマ」等の新品種が育成されて、栽培地が平坦地の渋川市、昭和村方面へ移り変わって行きました。同45年(1979)には、「下仁田町の新しい農業を進める会」が発足して、今後の農業のあり方の方策が検討されていきました。平成9年(1997)には、「ミョウギユタカ」、同17年(2005)には、「ミヤママサリ」等の新品種も育成されました。
このようにしてコンニャク栽培地は平坦地へと移行して、山間地のコンニャク栽培は減少の一途をたどりました。下仁田町はコニャク業者、問屋等も多く、晩秋には、県内のコンニャク産地から下仁田町へとコンニャク玉が運び込まれて集散地となっています。
下仁田町には、群馬県蒟蒻原料商工業協同組合事務所があって、日本こんにゃく協会との連携を図っています。同事務所玄関前には、昭和40年(1965)に同事務所創立50周年を記念して建立した「こんにゃくの碑」があります。
(2012.12.14発行下仁田自然学校文庫6(名産下仁田コンニャク」から)
道の駅しもにたでは町内外の様々な業者のこんにゃく・白滝を取り扱っています。煮物用、さしみ用、みそおでん用など様々なこんにゃくを販売しています。こんにゃく粉を使った加工品も取り揃えており、中にはこんにゃくパンなんて変わり種もございます。
11月ごろから3月ごろにかけて『こんにゃく芋』の販売が始まります。こんにゃく芋をすりおろし、昔ながらの製法で手作りした『生芋こんにゃく』はこんにゃくの風味が強く、道の駅でも人気商品となっています。
下仁田町はねぎとこんにゃくだけでなく”しいたけ”の栽培も盛んです。
しいたけの栽培には2種類あり、原木栽培と菌床栽培に分かれています。原木栽培はコナラなどの原木に、種菌を植え1年程度の時間をかけ栽培するものです。一方菌床栽培はおがくずや米ぬかを固めて作った培地に種菌を植え収穫するものです。
原木しいたけが味も香りもよいとされていますが、菌床しいたけも負けずおとらず肉厚でおいしいしいたけが収穫できるようです。
道の駅しもにたでは規格外のしいたけがお得な値段で出荷されることがあります。買いたいけれど量が多すぎて使い切れなそう…そんな時は長期保存できる冷凍がおすすめです。
やり方は石づきをとり、調理しやすい大きさに切って、冷凍するだけです。この方法で2週間~1か月程度保存できます。調理の際は凍ったまま使用してください。ラップ等で1回分小分けするとより扱いやすくなります。
生しいたけを料理に使う時のコツを、しいたけ生産農家の方に直接聞きました。農家の方曰く、『しいたけの旨味を噛みしめたいときはおおきく切って使い、料理全体にしいたけの旨味を生かしたいときは小さく、薄く切って使う』のがコツだそうです。
また、うまみ成分を生かすためには切ってすぐ調理することが重要、とのことです。
道の駅しもにたでは、下仁田町の生産農家がしいたけをほぼ毎日出荷しています。旬となる春&秋にはしいたけの出荷量も増え、分厚く育ったしいたけが並びます。主に出荷されているのは菌床しいたけです。価格は250円~600円程度で、午前9時~12時頃に店頭に並びます。
原木しいたけは生産農家が少なく、出荷量は多くないですが、旬となる春と秋には出回ります。生しいたけだけではなく、乾燥しいたけも原木・菌床問わず数多く取り揃えています。