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厳寒期の下仁田ねぎの特徴

1月下旬の下仁田ねぎ。かなり葉が枯れています。(道の駅・店頭にて撮影)

厳寒期の下仁田ねぎは11月や12月の贈答用として使われる時期と比べ、姿が異なります。下仁田ねぎは霜や寒さに当たると、葉の先が枯れる「先枯れ(さきがれ)」と呼ばれる姿になります。この「先枯れ」が始まると下仁田ねぎは柔らかく甘くなり、下仁田ねぎの旬が始まります。

しかしお正月を越え、厳しい寒さに晒され続けることで葉の先だけでなく、かなりの部分が茶色く枯れていきます。また、外側の葉がほとんど枯れ落ち、一本の棒状になっていることもあります。1月上旬頃から家庭用の束売りでも、贈答用の箱入りでも葉が茶色く枯れた姿で販売しています。

厳寒期の下仁田葱
1月下旬の箱入り下仁田葱。青葉が枯れ、2~3枚になっています。

この姿で味はどうなのかと思われるかもしれませんが、下仁田ねぎの味は変わっていません。枯れた外側の皮をむけば中身の白根は傷んでいませんし、青葉も枯れていない部分は食べられます(ほぼありませんが)。調理も普段通りに使っていただいて問題ありません。

贈答用として用いられるような端正な姿ではありません。ですが厳しい寒さに当たり、甘さは増しております。枯れた姿はともかく味はお勧めできる季節ですので、安心してお買い求めください。下仁田ねぎの出荷量は春に近づくにつれ徐々に減っています。現在(1月下旬)では1日3~50束程度まで減っており売り切れることもございます。店頭の販売状況を知りたい方は下記電話番号までお問い合わせください。

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